観世音(龍泉院所蔵) 関場鏡に「・・・一人ノ異人蛾眉織月ノ粧ヘナルカ、右ノ御手二楊柳ノ枝ヲ携へ 忽然トシテ顕レ、告テ曰、我汝常々二信スル所ノ観世音ナリ・・・」とある。 この掛じゅくは年代不明とのことですが、右手に柳の枝を持って まばゆい満月の光の中に優しく微笑んで立っておられました。 当地で古くから観音信仰が続いていたのでしょう。